GIMPで疑似カラー画像の作成
ステレオカメラの視差画像や赤外線カメラの画像を着色して疑似カラー(Pseudo-color)化する際、普通は openCV などで色相を操作して作成しますが、手元に事務作業用PCしかない場合などに、GIMPでサッと疑似カラーを作成する方法を紹介します。
最終的に目指す画像はこんな感じ。サンプル画像は定番の middleberry tsukuba です。
- 視差画像と元の画像をレイヤーとして開く
- レイヤーを右クリックしてアルファチャンネルを追加する
- メニューのイメージからモードを選択し、RGBに変更する
- ツールパレットから色ツールを選び、無効色(0xFF/0x00)を選択し、削除する
- グラデーションパターンから "Full saturation spectrum CCW"を選択する
- メニューから色 マップ グラデーションマップ 実行する
- 下のように色が塗られる
- レイヤーの合成方法を変更して、出来上がり