ルマンドの研究ブログ

先端と事業化の狭間で揺れる研究系エンジニアの日誌です。自動走行、自律走行、コンピュータビジョンなど。

マシンビジョン用インターフェース標準規格

乱立して産業用カメラの接続インターフェース規格戦争ですが、そんな時に必携なのが、JIIAが発行するマシンビジョン用インターフェース標準規格。ハードウェア・ソフトウェアともに非常によくまとまっており、参考になります。

もとは AIA の発行する "Global Machine Vision Interface Standards" の日本語訳版です。

USB2.0 や IEEE1394 ではHD動画の撮影ができないものの、Camera Link のような専用I/Fボードが嫌煙される流れの中で、個人的には GigE Vision に絞られつつあると感じる中、USB3 がどこまでシェアを伸ばすか注目です。GigE Vision は消費電力による発熱が少し気になりますね。CoaXPressは見たことがない…。事業規模が小さい産業カメラ業界では、インターフェース戦争は受益者のいない不毛な戦いに思えるのですが…。

ところで車載業界のインターフェースはいつになれば淘汰されていくのでしょうか。