日立建機の無人走行ダンプトラック
ダンプトラックの無人走行は、2008年に初の無人走行を事業化したコマツが有名です。
その後最大手 Caterpillar も DARPA Urban Challenge 優勝校であるカーネギーメロン大学と提携するなど、取り組みを強化しているようです。
一方の日立は、日立建機が新御三家と呼ばれるまでに日立グループ内での存在感を高める中、鉱山運行管理システムのウェンコ社を買収するなどはしているものの、表立った発表は行っていませんでした。
しかし今回、日経新聞に『日立建機、開発中の無人ダンプ公開 鉱山操業効率化へ』の記事が出たり、YouTube 上に下記動画がアップされるなど、開発に一定の進歩があったようです。
日立建機はクラリオン・日産自動車とアラウンドビューでの協力を発表するなど、その気になれば日立グループ内に無数の技術が存在するわけですから、今後『眠れる巨人』の覚醒となるか、要注目です。